「偽善」かもしれない
「自己満足」かもしれない
でも、やらずに言うより
実行に移せば、
何かが変わるかもしれない
看護師歴24年の
ナースセラピストが
手がけるリンパ整体で
「身体」と「こころ」から
本当の「健康」へ導く
看護師Tirta Naga(ティルタナーガ)の
ちはるです
2024年1月1日16:10に石川県の能登半島で
M7.6 最大震度7を観測した能登半島地震が発生
この地震により広範囲の津波が襲来
土砂災害や火災、家屋が倒壊するなどの
甚大な被害をもたらした

正月ともあり、
私は実家でのんびりとテレビを
観ていたらかなりの揺れ
その瞬間から、
正月の特別番組が切り替わり
地震ニュースに
「地震です。地震です
津波の危険があるので
高台に逃げてください」
繰り返しの言葉を聞きながら、
どうか無事であることを
祈りながらテレビを見ていた記憶があります
あれから1年3ヶ月
私が所属するある団体から、
災害ボランティアの募集がありました
その団体は今回が2回目
前回は年末に活動していたけど、
その時は都合が合わず断念
今回、募集が入ったらすぐに
迷わずに応募しました
いつもはテレビの中の映像でしか
観ることのない被害地
しかし、1年が経ち、
その報道も観ることが少なくなり
現在の状況がわからない
でも、何かしたい
お手伝いしたいがボランティアの
経験がない私が現地に行くことが
余計に迷惑になるのではないか?
行動できない私がここにいる
「自己満足」のため?
「偽善」?
そんなことをずっと考えていた
矢先の募集だったので、すぐに
申し込んだわけなのです
そもそも「偽善」とは何か?
自分なりに考えた結果、
うわべだけで取り繕ってやる行為や、
他者からの評価を気にしてやる行為こそが
「偽善」ではないだろうか?
でも、偽善だろうとなんだろうと
行動している人がいるからこそ、
助かる人もいる
だから考える必要が
ないってこと
ってことで、
災害ボランティアに参加
させてもらったのです
まず初日は、
「現在の被災地」について
現状把握
道路は亀裂や途中でなくなっていたり

う回路が多数あり
作られている状況でガタガタのところも多数

そして能登半島・和倉温泉の「多田屋」へ
明治に創業した老舗旅館である
まずは、映像で当時の状況を
説明してくださりました

1月1日地震当日は、
121名のご予約があり、
温泉で入浴中のお客様や
桟橋で海を楽しんでいるお客様などの
避難をスタッフで行ったこと
その後の、
お客様の対応などをお伝えくださりました
ヘルメットを着用し
被害のあった管内の案内を
してくださりました

モノが倒れているのはもちろん
床は盛り上がり
増設をしていた建物の
間は完全に亀裂が入り分離状態

露天風呂は1m近く地面が落ちている

言葉は何も出てこない
ただ言えるのは、
無事でよかったと
多田屋さんは、
2027年の営業再開を目指して
頑張っています
その時は、
是非に伺いたい
そして、
宿泊の旅館
和倉温泉 のと楽へ
和倉温泉は21軒ある旅館のうち
17軒が休館
営業再開している旅館4軒の
うちの一つ
ただ、温泉を楽しむのではなく、
現地の方の生の声を
聴かせていただくことに

七尾市在住の泉さん
震災当日から、
その後の様子
自ら震災に遭われているのに
炊き出しなどのボランティアを
されています
お話の中で、
たくさんの物資を頂いた
被災された方に最も喜ばれたのが
「コンタクトの保存液」
そして、
カップラーメンなどのお湯を沸かす
道具と箸
牛丼などすぐに食べられるもの
シャトレーゼのケーキなど
甘いモノ
これは、
被災した方々の体験からくる
言葉なんだと実感しました
1年と3ヶ月経ち
もっと重要なのが、
被災された方のメンタルケア
炊き出しをしても、
食事を取りに来れる方は、
食べ物が食べれる
でも、高齢や足が不自由な方々は
仮設住宅から出ることもできず
こころが荒んでいくばかり
話を聴いてくれるだけでも
救われるんです
私ができることはこれだ!
看護師として、
患者さんやご家族さんの
話をたくさん聴いてきた経験がある
この経験を活かして
次の日のボランティア活動に
役立てようと決心したのです
ボランティア活動二日目は
また明日
「こころ」と「身体」から本当の
「健康」へ導くお手伝いを
ナースセラピストちはるに
お任せください
最後までお読みいただき、感謝しています。


