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能登半島地震の今 災害ボランティア 二日目

今ある生活が一瞬で
なくなるかもしれない

 

 

一緒に過ごしている
家族と一瞬で分かれるかもしれない

 

 

水がいつも水道から
出るとは限らない

 

 

看護師歴24年の
ナースセラピストが
手がけるリンパ整体で
「身体」と「こころ」から
本当の「健康」へ導く
看護師Tirta Naga(ティルタナーガ)の
ちはるです

 

 

 

二日間の能登半島地震災害ボランティア

 

 

和倉温泉からバスに乗り込み
今回の能登半島地震で被害が
大きかった珠洲市へ

 

 

珠洲市は震源地となり、
6000棟以上の家屋が倒壊

 

死者も102名

 

 

地震当日に土砂崩れが発生し、
道路の寸断により集落が孤立

能登半島地震・上空ルポ】「72時間」迫る中で懸命の救出活動 山崩れが行く手を阻む:北陸中日新聞Web

 

そんな珠洲市へのボランティアと
なりました

 

 

 

バスで崩れ落ちた道路を横に
2時間かけて珠洲市のボランティアセンターへ

 

 

道中、「私ができることはなに?」

 

それを何回も問いただし、
一日前の地元の泉さんのお話で
「メンタルケアでお話を聴いて
欲しい」

 

 

これを中心に被災者の方に
寄り添う決意をしたのです

 

 

能登半島地震ボランティア1日目のブログがコチラ👇

 

 

 

ボランティアセンターに到着後、
係の方からの注意事項を聞き、
3チームに分かれて

 

 

いざ現場へ

 

 

 

とてつもなく大きい家屋で
外からでは被害状況がわからない

 

 

しかし、
家屋の中に入ると。。。。

 

 

やはり想像以上だった

 

 

 

 

ご主人と奥様が片付けをされていたのですが、
奥様は目すら合わせてくれない

 

 

挨拶をした後、
ご主人の指示に従い、
破棄していい大型のモノを
ドンドンとトラックへ

 

 

扉やふすまは柱が傾いていて
開閉ができない状態

 

 

戸棚などの家具は倒れていたり、
破壊していたり

 

 

怪我をしないように、
順番に運び出す

 

 

 

そんな中、私は目を合わせてくれない
奥様にじわじわと近づき
少しづつ話しかける

 

 

 
ちはる
これ、片付けていいですか?
これはどうしましょう?
 
 
 
更に近づき、
少しづつ話しかける
 
 
 
うん、このスキルは、
医療者を拒否する家族への対応で
慣れているのよ
 
 
 
質問に対する答えの変化を読み取り、
更に別の質問を
 
 
やっと目を合わせてくれるように😄
 
 
 
この瞬間を見逃さず、
真髄の質問をしていく
 
 
 
気が付いたら、
震災当日のお話からその後の
仮設住宅のお話
 
 
ご家族の方のお話など
たくさんお話をしてくれました
 
 
一緒のグループのメンバーは
バタバタと大きな荷物を運び出して
いるのを横目にじっくりと奥様の
話を聴くことができました
 
 
 
震災後に義父が脳梗塞になり、
今は入院中。
重なって大変なの。
でも、震災で大変なのは私だけではない。
そう思うと泣くことができない。
泣きたい時は、一人の中で大声で泣くの。
 
 
被災された方の中で、
ツラくて悲しくても
泣くことを我慢し続け
落ち着いた時に、
こころが疲れ切ってしまう方が
いらっしゃる
 
 
 
最初に目を合わせてくれなかった
意味がようやく分かりました
 
 
 
細かい片付けをしながら、
たくさんお話をしてくれました
 
 
そして、次なるお仕事は、
使えなくなった家具や、
破損したモノを
ゴミセンターへ
 
 
 
ドンドンとトラックの荷台に乗せ、
ドンドンと運ぶ
 
この繰り返しをしたのです
 
 
ここでも私ができることは、
トラックの運転
 
大型の運転免許を持っている私は
ここでもできることあるじゃん!
 
 
 
途中、崩れた道もあり
雪も降ってくるので要注意
 
 
まだまだこんな家屋がたくさんあります
 
 
家主さん曰く、
行政に申し込んでも、
返事があるのは3ヶ月後
 
 
そのうえ調査が入るのも
更に数ヶ月後
 
 
立て直して住めるように
なるのは、もっと先だろうとのこと
 
 
派遣などして、
早めの対処はできないものだろうか?
 
 
ボランティア活動をしたくても
受け入れ側が縮小して、
ボランティアに入ることができない
 
 
いろいろな問題が山住である
 
 
政府に文句を言っても仕方がないので、
今、私ができることを最大限やるしか
ないんだよね
 
 
 
最近、能登半島地震について報道が
ほとんどない状態

 
 
被災者の方々は
 
私たちのことを忘れないで
欲しい。
まだまだ復興が進んでいないことを
理解して欲しい。
 
 
そんな想いがあるようです
 
 
 
皆さんも是非、
少しでもいいので協力を
お願いしたいです
 
 
 
最後に今回、参加したメンバー
 
 
 
帰りのバスで、
それぞれの感想をシェアし、
この気持ちを大切に
前に進んでいくしかないと
思うのでした
 
 
 
今回、私が強く思ったのは
『足るを知る』ことです
 
 
 
今、ある環境は一瞬でなくなるかも
しれない
 
 
当たり前が当たり前じゃない日常に
変わるかもしれない
 
 
今あることに感謝して
生きていかないとと
思ったのです
 
 
 
次回は5月に個人的に
ボランティア活動をする段取りを
進めています
 
 
また、その時に何が自分にできるか
考えて行動していくべきか
 
 
そう思うのでした
 
 
 
「こころ」と「身体」から本当の
「健康」へ導くお手伝いを
ナースセラピストちはるに
お任せください

最後までお読みいただき、感謝しています。

Tirta Naga(ティルタナーガ)

所在地:愛知県春日井市八光町1-17-3グリーンオーク203 MAPはこちら⇒Google Map

TEL.0568-40-7434