大切な家族を失った
悲しみは、
想像以上
その「死」を受け入れるために
あることをしました
今日のお話は
そんなお話です
毎日ブログ1454日目
看護師歴24年の
ナースセラピストが
手がけるリンパ整体で
「身体」と「こころ」から
本当の「健康」へ導く
看護師Tirta Naga(ティルタナーガ)の
ちはるです
昨夜、遅くにお手伝いを
している施設から
連絡が入りました
褥瘡の状態を看させて
頂いている患者さんが
呼吸が止まったと
以前、ブログにも
書きました👇
私はただ、褥瘡が改善するように
いろいろと看させていただいて
いたんですが
その患者さんを通して、
今の私に何ができか
いろいろと考えました
ご家族の方とも
親しくさせて頂いたので、
どうしても情が移ってしまいます
泣き崩れて、
後悔をしているご家族様
私は、そのご家族様に
「死」を受け入れるお手伝いを
させて頂いたのです
それは、
エンゼルケアを
ご家族の方と一緒にやること
エンゼルケアは、
亡くなった後に行う死後処置で、
死化粧などお身体をきれいに
すること
病院などは、
看護師が行うのですが、
私はあえて、
ご家族様と一緒に行うことが
大切だと思うのです
家族の一員を亡くした
遺族の方の悲しみの中の
こころのサポート
それを「グリーフケア」
といいます
以前の病院で看護師として
働いていた私には、
足りていなかったところ
あまりの忙しさに、
仕事の効率さだけを考えて
テキパキとエンゼルケアを
行っていました
忙しいから仕方がない
そんな言い訳を
自分に言い聞かせながら
エンゼルケアを行って
いたのです
ご遺族の気持ちは
考えずに
そして、
救急外来や集中治療室で
働くようになり、
私も含めて
周りのスタッフも
淡々と仕事を進めていることに
疑問が出てきたのです
目の前の患者さんの
「死」をそんなに淡々と
してもいいもの?
ご遺族の気持ちは
どこにいったの?
患者さんの今までどんな
生き方をしてきたの?
そんな想いが
一人の患者さんを
お見送りするたびに
胸が苦しくなってきました
それからと言うもの、
今までの反省の意を込めて
目の前の一人ひとりの患者さんと
向き合う努力をしました
この患者さんの本当に
したかったことは?
今まで、
幸せだった?
上に逝ったら、
何がしたい?
そして、残されたご遺族様の
気持ちに少しでも寄り添う
ようにしたのです
そこから、
エンゼルケアを通して
グリーフケアを
することの
大切さを実感しました
家族を亡くした悲しみは、
その人しかわからない
すぐに「死」を
受け入れられるはずもない
でも、その深い悲しみから
立ち直るには
長い時間とプロセスが必要
大切な人を思い、
悲しみ浸ることは
間違いではない
決して、
「早く元気になってね」
なんて口が裂けても言えない
私ができることは、
その悲しみにそっと
寄り添い理解すること
ゆっくりと時間をかけて
ゆっくりとプロセスを踏んで
残されたご家族様が
新たな生きる力を
得るために
お手伝いをすること
それが私なりの
「グリーフケア」だと
思っています
今回、亡くなられた患者さんの
エンゼルケアをご家族様と
一緒に行ったことで
受け入れられることが
できました
自問自答をしています
亡くなられた患者さんと
ご遺族様だけが
わかっていること
思っています
生きているから
精一杯することが
私に与えられた
大きな課題だと思って
お客様と向き合ってます
毎日が楽しく健康で
いられるお手伝いを
させてくださいね
「健康」へ導くお手伝いを
ナースセラピストに
お任せください
最後までお読みいただき、感謝しています。